歯周病対策にはなた豆歯磨きが良?

歯周病対策にはなた豆歯磨きが良?






 

Q:歯周病だと思いますが、歯ぐきから出血してその部分からひどい悪臭がします。
歯周病対策にはなた豆歯磨きが良いと言われましたが普通の歯磨き粉と違うのでしょうか?

A:なた豆歯磨きの原料となっているなた豆には、独自の成分であるコンカナバリンAが含まれています。この成分は一般的に排膿(膿を出すのを促進する効果)、抗炎症作用(炎症を鎮める効果)があるといわれており、歯磨き粉以外の用途として痔や蓄膿症の改善に有効であるとしてなた豆茶というものも飲まれています。

 

通常の歯磨き粉は研磨剤によって歯を擦ることで歯の表面の歯垢を清浄したり、あるいは殺菌成分の配合されている歯磨き粉は歯周病菌を殺菌して除去する効果があります。つまり一時的に口腔内から歯周病菌を除去してしまうわけです。しかし歯周病菌はいくら歯磨きをしても、原因そのものにアプローチできていないので自然に口内で増殖してきます。従って効果は一時的です。
いっぽうでなた豆歯磨きは独自成分であるコンカナバリンAが歯周病が原因になって発生した炎症部分などに直接働きかけて改善をする効果があるといわれています。
ここで敢えて「〜といわれています」という表現を使いましたのは、実は歯周病菌となた豆との明確な効果効能の原因がはっきりとわかっていないからです。しかしながらなた豆歯磨きを使った方々から、口臭が減ったなどの声が多数上がっているのも事実ですし、漢方では昔から炎症を鎮めるとしてなた豆が利用されているのもまた、事実です。

 

ご相談者様の質問内容を拝見させていただくと、出血、悪臭が出ているとのことですので、症状的にはすでに歯槽膿漏という段階ではないか、と推測されます。歯磨き等のホームケアで改善、治療可能なことにはある程度限界がありまして、なた豆などの歯磨き剤による治療はあくまでも補助的なものにお考えになられた方がよいかもしれません。

 

是非、歯科医の診断をお受けになることをおススメいたします。また、なかなかお忙しくて通院するお時間がないときなどは、なた豆歯磨きに加えて、市販されている歯槽膿漏治療の医薬品のご使用をおススメいたします。
ぜひ一度、ご検討ください。