歯磨き、舌磨きをしっかりしてるのに口臭が消えない場合の対策とは?

歯磨き、舌磨きをしっかりしてるのに口臭が消えない場合の対策とは?






Q:歯磨き、舌磨きをしっかりしてるのに口臭が消えません。
最近リステリンなども使用してるのですが、しばらくすると口臭が出てきます。
これは体質なのでしょうか?またなにか対策はありますか?

A:歯磨き、舌磨き、リステリン使用などは、それぞれ口臭の原因である歯周病菌の除去、殺菌、舌苔の除去に有効ですから口臭の除去には一定の効果があります。しかしながら、歯周病菌はいったん口腔内から除去できてもまたすぐに増殖してきますので、時間が経過すれば口臭の原因となります。これが原因のひとつになっていると思われます。

 

しかしいろいろとケアしてもすぐにまた口臭が発生している場合は、すでに歯槽膿漏などの歯の疾患にかかっている可能性も考えなければなりません。出血などの症状が出てくればご本人も自覚しやすいのですが、まだ症状的に潜行したままの状態で進行している可能性もあります。

 

あるいは内臓の疾患が原因で口臭を発生している可能性もあります。口から摂取した食物は胃や腸で消化され、大腸で最終的に便となります。

 

この便とばるときにガスが発生して臭いを出すのですが、食物を体内に取り入れる食道と呼吸する気道は別物ですので通常であれば、腸の中のガスが口の中に上がってくることはなく、オナラとして体外に排出されてしまいます。ところが、内臓に疾患を抱えていますと、消化物などの滞留時間が長くなり発生するガスの量が課題となって、一部が血液といっしょに体内を巡って肺に達し、口から排出されます。これが口臭となる場合もあります。

 

このように口臭にいろいろと気を遣ってケアをしていてもなかなか改善しない場合は、疾患との関係を疑ってみる必要があります。歯槽膿漏の初期段階であるならば、市販されている歯槽膿漏の医薬品の服用で改善に向かう場合もあります。この場合、ご注意いただきたいのは医薬部外品でなく、必ず医薬品を使用していただくことです。医薬部外品は死蔵膿漏の予防に効果がありますが、改善、治療できるのは医薬品のみです。パッケージは医薬品風だけれど、表示をよく見ると医薬部外品という製品はたくさんありますのでご注意ください。

 

しかしながら、ご家庭でできるオーラルケアには限界があります。疾患が進行しているとお感じならば、歯科医はもちろん胃腸科等、内臓関係の医師への通院も考慮に入れる必要があると考えられます。
ぜひ一度ご検討になってみることをおススメいたします。